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マイクログリーンとは
マイクロハーブの栽培キット

マイクログリーン&マイクロハーブとは?

日本では、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、簡単に説明をすると、小さな幼い野菜たちであり、子葉(双葉)と最初の本葉の状態の植物を指しています。食する部分としては、根から上を収穫し、茎と子葉、本葉を頂きます。栽培方法や収穫するサイズと本葉の大きさは生産者によって異なることもあり、欧米由来の造語であり、何らかの法的な規格がある訳ではありません。成育過程として、発芽を遮光で過ごし、成長期を光源(太陽光·電照)の下で育てられています。

発芽は暗所で2~6日程度、その後の生育は光源下にて4~10日ほどで収穫サイズとなります。マイクロハーブではその発芽と生育期間は栽培品種により大きく異なりますが発芽から収穫まで3~8週間かかるものもあります。マイクロハーブの出荷サイズにも規定がある訳ではなく、あくまでも生産者がシェフや購入先の望む大きさに育てておりますが露地作物サイズまでそだてることはありません。繊細なハーブ類を小さく育てることにはある程度熟練した手さばきとノウハウが必要となり露地栽培の成熟した大人サイズのハーブ栽培とは異なります。マイクログリーンとマイクロハーブ栽培の大きな違いとしては形姿特徴と色合いがはっきりとわかる状態の本葉(本姿)まで育てることが多いことです。栽培方法に関しては、露地栽培、温室、室内と多岐にわたり、完全なる水耕栽培に始まり、フェルト培地やココファイバー、培土など色々な方法で栽培されています。特に欧米では既に健康野菜の代名詞として認知され幅広く食されていますが日本ではまだなじみが薄い幼野菜です。

 

日本だけではなく欧米においても、マイクログリーンとスプラウトを混同され、スプラウト状態(双葉)で販売されているのが現状です。私達は、一枚目の本葉が芽出し、その形状を示す状態が最適の大きさのマイクログリーンだと捉えています。また、マイクログリーンは日本で言うところの「カイワレ·       豆苗」と同じ作物だと指摘されている方もおられますが、栽培方法とその仕様基準「有機種子(厳選種子)・有機培養土(厳選培地)・ファインバブル水」や収穫物の大きさから、似て否なる別物だと捉えています。スーパーで販売されているカイワレや豆苗は植物工場などでフェルト布地を利用した水耕栽培の商品でしか見たことがないからです。自宅の窓際でペーパータオルの上などにタネを播いて水耕栽培モドキをされる方もいますが、雑菌を培養するだけですので衛生管理上お勧めはしていません。

 

私たちが勧めている幼野菜栽培とその販売、特にマイクログリーンサラダミックスに関して付け加えておくならば、色んな野菜を食べた体感·経験知ならびに研究精査として体調改善や健康促進効果が期待できるであろうと感じた野菜の中から日本人の嗜好に合った品種をサラダミックスとして配合しています。サラダミックス野菜の栽培指針としては、有機種子と厳選培土を使用、スプラウトよりも本葉が芽出し野菜の防衛機能である自然毒(アルカロイドなど)が少ない状態まで育て、栄養価と抗酸化作用が極めて高く植物の自己防衛機能成分であるレクチン含有成分が少ないアブラナ科の中からブロッコリーやケールを基本に赤キャベツ、赤ラデイッシュ、ルッコラ、グリーンマスタードなどを季節に応じてブレンドするように心がけています。千切りキャベツだけを添えるのではなく、4~6種類の選ばれたマイクログリーン野菜をブレンドすることで多様な栄養素を効果的に摂っていただけると考えてのブレンドでありサラダミックス販売の提唱です。勿論、単品での販売やオーダーメードブレンドも容易に可能となります。

ハーブ栽培
マイクロハーブの栽培キット

室内型のマイクログリーン・ハーブ栽培

なぜ、「室内型のマイクログリーン&ハーブ栽培」を推奨しているのか?

バイオミメシス(株)代表の巽(たつみ)は幼少期より自然栽培や有機農法に興味を持ち、大学院時代には経営視点から取り組んだ高分子膜利用による施設栽培農法や太陽光利用型温室の設計・デザインや人工光を用いた栽培検証を行ってきた背景があります。また、栽培実証として、各種野菜や高糖度トマト、ベビーリーフ栽培等、20年来に渡り従事してきた経験と知見を踏まえ、近年の異常気象とポストコロナを見据え、新規就農者や副業として取り組みたい方を支援することの出来るきわめてシンプルでコストパフォーマンスの優れた栽培システムと栽培ノウハウを提供すべく、全国の方々を対象に2022年秋より本格的に栽培システム販売を開始することに致しました。新聞媒体や口コミなどにより、近隣地域では既に当社のシステムを導入されている方々もおられます。

 

長年の研究と観察より、代表がたどり着いた見知、それはヒトが健康で清浄(正常)に暮らすためには清浄なる食生活が極めて重要であり、その一つとして生野菜の摂取が細胞を活性化するためには効果的であるという認知であり、生野菜のなかでもマイクログリーンは栄養価(酵素・フィトケミカル・ビタミン類)に優れており、極めて効能が高いという見分に基づいています。海外の研究報告によれば、成熟野菜の2倍から40倍の多彩な栄養素が含まれていると指摘されているくらいです。(欧米などの大学や研究機関からの研究報告であり、自社では費用の兼ね合いより詳細な栄養価や成分比較などの化学分析をおこなってはいません。)

 

私たちが提唱している「マイクログリーン栽培」では露地で行う自然栽培や自然農法と相反する理念であると指摘されることもあります。自然栽培や自然農法に代表される有機農業を志すにはその栽培方法に適した園地、水源、熟土形成などに時間と費用も掛かり、新規就農者や営農を目的とする場合には経済的に厳しい側面が浮かび上がります。更には、近年多発する異常気象は容赦なく新規就農者や営農者を一撃で打ちのめすほどの被害を与えています。勿論、自然栽培を志す者としては室内での野菜栽培に葛藤とジレンマがなかった訳ではありません。それでも昨今の気象変化や就農環境などを考慮すれば、ある程度自分たちでコントロールできる環境下にて周年で取り組める作物栽培や育苗ができれば営農全体として考えたときの露地や施設栽培の助けになると考えたからです。加えて、周年をとおして健康野菜となれる幼野菜を食べたいと自身が求めたことが栽培システム普及への大きな決断要因となっています。小スペースの8~10坪程度でも驚くほどの幼野菜が短期間で周年に渡り比較的簡単に栽培できます。

 

天候不順や異常気象が多発するなか、室内栽培では、湿度や温度管理が露地やビニールハウスよりも比較的容易に整えることが出来、且つ、周年を通じて極めて短いサイクルで栄養価の高い野菜を収穫、販売をすることが可能となり、強いては就農者や副業を目指す方々の一助となれると考えたことが室内栽培の根底にあります。そのような背景のなか、提供する生産物に対する妥協はせずに、極力にシンプルで扱いやすく比較的安価な栽培システムをお届けできるように努力しています。(温室でも栽培は可能です。但し、多雨多湿の気候下での温室内における周年栽培を目指すには温度、湿度、日射制御の点などから高品質を保ちながら、経済性の伴う効率的な栽培は難しくなります。)

 

私たちの約束!

室内栽培での一番の利点、それは簡素化された栽培システムと選ばれた種子や培地を使用することで農業知識や栽培経験がまったく無い方でも私たちの指導と栽培室の環境整備をきちんと施せば、1~2ケ月の極めて短い期間で有名レストランの注文にこたえられる品質の幼野菜栽培が可能となることをお約束いたします。私達のノウハウを用いれば、経験豊富な野菜栽培農家さんでは、極めて短い期間でマイクログリーンならびにマイクロハーブの栽培技術を習得することが可能です。

栽培規格推奨
マイクログリーンの栽培キット

推奨する栽培規格

なぜ「有機種子」、「有機培養土」、「ファインバブル水」を栽培規格として推奨しているのか?

 

室内においては不足する太陽光をLED光源で補うという、自然界とはかけ離れた環境下での栽培を提唱することになりますが、その中においても限りなく最善を追求するが故の有機種子、有機培養土、ファインバブル水を使用しての栽培指針となっています。

 

但し、自然豊かな露地栽培と同じような方法(熟土形成)で培土を持ち込み、閉鎖型室内での栽培が出来ない、というよりもすべきではないのだと考えています。閉鎖型の室内栽培環境はあくまでもヒトが作り上げた栽培環境であり、それなりの対応と配慮が必要だと考えています。清浄なる地力の備わった大地には病害虫を淘汰し清浄(正常)なるバランスを維持する天地力(修正力·微生物力·恒常性)が存在していますが、ヒトが作った閉鎖型のスペース内にそのような力は存在していないからです。ヒトが出来るのは作り上げたスペースの中で最善をつくし、間違っても不用意な自然界を持ち込まないことなのだと考えています。

この観点より、一般的な概論として経済性と効率を優先した選択としてフェルト布地などを培地として使用する水耕栽培にたどり着く訳なのだと思います。あくまでも個人的な見解と理解でしかありませんが過去に伝統野菜栽培技術習得でお世話になりました篤農家さんの指摘を紹介しておきます。篤農家さんの言葉を引用すれば、「水耕栽培作物は似て非なる、全く別物の作物である」、という言葉が簡潔に唱えられているかと思っていますがなかなか私自身この篤農家さんの真意と意味を理解するまでに10年ほどかかりました。「現代の進化した植物工場型の水耕栽培であれ、特定の作物には効果的な栽培方法となれるが、葉物野菜類の栽培には不向きであり、不適切な栽培方法である」、とも篤農家さんはおっしゃっていました。

栽培システム全体像
マイクロハーブの栽培の様子

栽培システム全体像

栽培システム全体像 -栽培環境と資材-

 

栽培ルーム

新たに多額の費用をかけて専門的な栽培室を作るのではなく既存の空き部屋などを活用することが最善のコスト削減が出来、そのための栽培ノウハウであり資材提供となっています。ホームセンターやネットで安く買うことのできる商材は十分に活用すべきだと考えています。大規模に取り組む場合には衛生管理や効率性の観点からそれなりの施設(専用仕様の部屋)で行う方が効率的だと思います。規模=年間生産量で1000万円以上。

地域や部屋の仕様によりことなりますが、温度制御のためのエアコンと湿度が高い場合には除湿機があればよいかと思います。最適な栽培温度は18℃~25℃、湿度は50%~70%ですが生育が多少遅くなっても問題なければ野菜が耐えられる最低温度と最高温度が分岐点となります。折角、温度制御された部屋を栽培に利用するので、私たちも色々と実証栽培室に観葉植物や他の植栽を持ち込んで有効活用方法を色々試していますが、あまりマイクログリーンやハーブ以外の栽培植物を持ち込むことに良い成果を見いだせてはいません。同じ室内で混植栽培に適していると推測されるのは多肉植物系の植物くらいなのかも知れませんが未だ検証には至っていません。彩りや癒しの為の観葉植物でさえ虫をよぶ要因となってしまうことが多々ありますので不用意に観葉植物などを持ち込まれないことをお勧めいたします。注意:マイクログリーンやマイクロハーブ栽培の人気に伴い、工場跡地(整備工場、塗装工場、鉄工所等)を整備せずに幼野菜を栽培される方もおられますが、工場跡地には天井、壁、床、土壌などに予期せぬ有害物質が残留している可能性もあるので細心の注意と十分なな清掃(リフォーム)と洗浄が必要となります。育てているのは野菜ですからこれらの跡地を利用されることは避けた方が無難です。

 

展示実証栽培ルーム(石川県能美市)

当方の栽培実証ルームは普通の古民家を改装の上で10坪ほどの板張り洋室一間を使用しています。この北陸の地でも、近年の異常気象の影響を受け、夏の外気温は35℃超えもあり、それなりに暑く、冬は積雪量が1m以上になることもある雪国の里山地域です。このような環境下でも一年中栽培を行うことで多くの知見と栽培ノウハウを皆様に提供することができると考えています。基本的な温度コントロールはエアコンと窓の開閉のみです。

タネの基本:マイクログリーン栽培、特にサラダミックスなどには有機種子を推奨しており種苗会社と連携の上で当社提携者の皆様には特別割引価格にて提供しております。有機種子を使用することで極力原種や固定種に近い植物としての原始的な生命力を活かせると考えての選択です。且つ、限られた培地面積の中に可能な限り不要なものはとりこみたくないとの配慮から高額でも沢山食べてもらいたいと願っているサラダミックス野菜には有機種子を推奨しています。マイクロハーブに使うタネはコロナ渦の影響やマイクロハーブ人気によるタネの高騰などを踏まえて有害な種子消毒のされていない厳選種子を割引価格にて提供しております。高額でも有機種子を利用されたい方にはお取り寄せは可能ですが購入者に価格を転換することは市場原理としては難しいと思われます。人気の種子は近年とても高騰しており入手も困難であり高値が続いています。個人でタネを海外から輸入するにも年々検疫が厳しくなり手元に届かないことが多発しているのが現状です。有機種子または厳選種子の選択は栽培者の商圏や販売方法、取扱店などに準じ選んでもらえばよいかと思います。勿論、自分たちでタネを採取することも可能ですが雑交配などを防ぐことは国内ではとても難しく素人によるタネ採取は品種特性に悪影響を与える可能性を排除できないのではないかと危惧しています。タネの自家採取はそれだけでまた大きなノウハウ分野であり専門的な作業となるからです。

 

LED留意点

マイクログリーン栽培に使用している植物栽培仕様LEDは太陽光色に近く、小さな葉物野菜を育てるのに適した設計を施しています。花芽や果実を栽培する仕様にはなっていません。光源から野菜までの指定距離を保った設置が効果的な光源(光子量)を与えることができるように設計されています。また、LED光源には雑菌を抑制する効果があるとの研究報告もあります。勿論、LEDですから電力消費量も軽減され、LED機材の熱は一般の蛍光灯ほど高熱にはならず野菜の葉焼けなどはおきません。(自社仕様を委託製造しています。)​LED規格:当社では花芽や実をつける光源(波長・スペクトラム)ではなく太陽光に近い光合成を促す「赤」と葉の生育を助かる「青」に加えて緑や黄色などを幼野菜栽培に適した配列(波長+スペクトラム)に設置しており、ヒトの眼にも優しい白色系のフルスペクトラムに設計、一般的な赤系のLEDとは別物です​ヒトにも幼野菜やハーブにも優しい設計となっています。

 

栽培棚(スチールラック)

コロナ渦や円安による金属製品と輸送コストの高騰により、栽培仕様のスチールラックはネットなどで購入可能なセット物を推奨しています。推奨モデルラックが使いやすいとは思いますが、絶対にその規格を使用しなければいけないわけではありません。沢山のスチールラックを試したなかでも、推奨セット仕様が単品でパーツを購入するよりも良心的な価格設定であり、耐久性や強度、LED設置、栽培トレイ配置、栽培効率の点などに優れています。

 

栽培トレイ

栽培品目や出荷量に応じていろんなサイズの栽培トレイが欲しくなりますがトライアウトパックでの資材から始めていただき、その後ハーブ栽培などを大量に行う場合には他規格のトレイをお求めになると良いかと思います。栽培トレイは特別にデザインの上で安全な原材料を使用しており、食品衛生上問題が生じない仕様で製造されています。病害中の発生を抑制するためLED光源下での水やりは底面給水方式を採用しています。自社金型による委託製造並びに欧米事業者とのロット共有資材などがあります。

 

有機培養土

自社フォーミュラーでの配合培養土も提供は可能ですが、コストを考えると大手ホームセンターなどで売られている「有機培養土(有機JAS規格ではありません)」が安全でコストパフォーマンスに優れている商品だと考えています。閉鎖型の室内では間違っても発酵系資材や微生物資材の使用はお勧めしていません。閉鎖型栽培ルームはあくまでも人間が作り上げた環境ですのでその造作された範疇では自然界の資材は効果的には作用せず、悪影響を及ぼすことを経験知、現象として眼にしているからです。閉鎖型室内は自然界ではなく、そこに自然界の摂理を持ち込めば不条理にしかならないのです。その範疇でのジレンマではありますが経験知的な見解となっています。露地栽培では効果的でも閉鎖狭小スペースでは不適切なこともあるということですが、これをなかなか理解してくださる新規就農者と有機系統生産者は稀です。但し、現状では有機培養土とてそのすべての原材料を完全なる「有機」だというトレースは輸入資材や多種にわたる原材料が含まれているために困難となっているのが実情です。完全なる検証可能なオーガニック規格の有機培養土は輸入も検疫の観点から困難であり、国内で純度の高い有機JAS認証規格での有機培養土を入手することも極めて困難となっていることが現状です。収穫後の培地残渣は堆肥化の上で露地栽培に活用することで循環型の菜園形成につながると考えています。(推奨有機培養土:熟成有機堆肥配合+加熱処理済み+発芽試験済み)多様な農業経験に乏しい方には理解が難しいかもしれませんが、狭いビニールハウス温室や室内にて純粋なる熱消毒の施されていない有機培養土(発酵系·微生物資材添加)の使用は雑菌や病害虫の派生を促し、長期にわたり大きな好成果や栽培環境を病害虫から制御することが時間と共に難しくなると考えているからです。露地では効果的かつ有効的な資材でも室内という人間がつくりあげた環境では不適合ということです。発酵系資材や微生物資材を利用するにはそれに適した環境整備と維持が露地や温室でさえ前提条件として不可欠なのです。

ファインバブル水

カルキ成分の入っている水を使用する場合には浄水器があればあるに越したことはありませんが、私たちの栽培ではファインバブル水を推奨しており、入手しやすく、安価な装置で十分活用が可能と考えています。ファインバブル水(マイクロバブル·ウルトラファインバブル)には植物の根系を生理活性化、成長促進を促し、望まぬ雑菌などを減菌·殺菌する効果が報告されています。大規模な栽培であれば、水道水を浄水または整水器に通したあとでファインバブル発生蛇口に接続して使用されれば最高の栽培水になると思います。

業務提携
コンサルティング

業務提携型のシステム・資材販売と栽培指導

栽培システム販売における注意点と協創関係

私たちは誰にでもマイクログリーン野菜の栽培システムを販売したい訳ではありません。私たちは愛情をもって正しい姿のマイクログリーンを広めてくださる方を優先してシステムの販売と指導を行いたいと願っています。また、栽培システムの販売や栽培指導には業務提携方式を採用していますので単なる資材の販売ではなく、あくまでも皆様と一緒に新鮮な状態でのマイクログリーンを生産者の近隣地域で販売してもらうことを希望しています。タバコを吸われる方は禁煙(断煙)をお願いしております。

 

-業務提携型のシステム·資材販売と栽培指導- 

なぜ、単に資材を販売しないのかと聞かれるのですが、高性能の植物栽培仕様LED照明を悪用し、違法な植物栽培に使用される可能性を未然に防ぎたいからです。また、完全なる室内栽培と言う特殊な栽培環境下での栽培ノウハウを1~2ケ月で完全に習得してもらいたいからです。栽培技術の習得は高品質のマイクログリーン提供につながり、後の時間を販売活動に費やしてもらいたいからです。

特に営農や野菜栽培とは縁がない未経験者には栽培開始時点でのマンツーマン体制の支援が重要だと考えています。さらに同じ志を持つ生産者が増えることで新たな技術開発や資材、種子の提供価格をより一層軽減し、性能や品質の向上につなげることが可能となるからです。将来的には参加者皆様のマイクログリーン販売活動に役立つ商材(オリーブオイル·ビネガー·岩塩·柑橘類)などを卸価格で提供できる物流を構築できるように準備しております。

 

業務提携のメリット

業務提携契約は無償ではありませんが提携者の方々には資材や種子などを10%~40%割引にて優遇させていただくことができます。追加資材(LEDや栽培トレイなど)をとても割安にてご購入いただけます!提携することでご自身の生産拠点を優先的な販売テリトリーとして許諾し不用意なメンバー同士での競合がおきません。タネや追加資材の購入特典だけでも十分に価値ある提携だと思っています。

 

業務提携費用

契約時の1回限りにて地域の人口密集度により¥5万~¥10万円を設定しております。地方都市であれば人口5万人~75,000人程度に対して1人程度、大都市圏であれば人口15万人~20万人に対して1生産者くらいがお互いの経済圏を脅かさない範疇ではないかと考えています。詳細やテリトリー、大規模な地域を統括されたい生産者や企業の方はその旨ご相談ください。

 

業務提携を望まない場合

なんらかの理由にて業務提携を望まない場合では、資材の再販や不適切な使用をされない旨のお約束(誓約書)を頂いたうえでの販売となりますがメンバー価格の適応はなく定額価格での販売となります。また、無償で栽培指導や栽培ノウハウを提供することは出来かねます旨ご理解いただければ助かります。資材の販売に関しては既存の生産者が不在の地域のみに対しての資材販売となり、タネの共同仕入れ割引なども適応されません。

代表メッセージ
バイオミメシス株式会社のロゴ

​代表プロフィール

マイクログリーン&マイクロハーブ栽培指導·責任者

巽 龍雄(たつみ たつお)プロフィール

石川県小松市生まれ。高校卒業後、古武道鍛錬の為に東北の山に籠もり修行、三沢米軍基地での武道指導員を経て、アメリカの大学に進学(BBA·MBA)、在米中にヨガ伝道の先駆者である沖正弘氏のハタヨガ(沖ヨガ)に出会い、米軍基地や大学などでの武道指導にヨガの呼吸法と鍛錬を取り入れる。実家の急務にて日本に戻るまで25年間海外で就学、就業、タイ国総領事館、不動産開発・販売会社などの勤務を経て単身帰国。帰国後、北陸先端科学技術大学院大学にて知識科学研究科博士(Ph.D.)を取得。先端大学在学中、電力需要に関する産学連携共同研究に携わり、最先端の植物工場や閉鎖型植物工場、高分子膜による野菜栽培、植物栽培人工光などに関する知識を蓄積。元愛媛大学農学部客員教授ならびにアカデミックアドバイザーを務める。学術的な専門分野は国際経営学であり、事業戦略や新事業創出などの講義を担当。

現在、石川県能美市にてバイオミメシス株式会社代表と併行して里山自然栽培普及の為の「耕種道」を主宰。日本と諸外国の古典農法を融合、日本の風土気候に適した露地栽培、施設栽培を営農として構築し、加えて、室内や空きスペースを活用する周年型のマイクログリーン&マイクロハーブ栽培の普及とその栽培システム販売を展開中。複合的に日本の多雨多湿に対処するミニマム耕耘と堆肥の層化を基礎とする有機農業(自然栽培·パーマカルチャー·IFOAM)を統合するアーバンファーミング菜園による営農活動を基軸とする地域活性化策を提唱しています。

 

-夢想-

地球を清浄化し、ヒトの健康(精神·能力)に寄与するためには細胞が喜び、腸内細菌叢を整える「清浄食·正常食(細胞食·腸食)」しかないとの気づきが農業への帰依となっています。天知る、地知る、ヒトのみ知らず、私たちは天と大地の狭間に暮らす愚者であり、全くというほど物質循環とその相互機能や複合汚染とその連鎖、地球とヒトに与える影響を理解していないのです。ヒトが健康であるためには私たちの躰を構成している小さな物質(元素)と小さき生命体(細菌類)に驚嘆し、天と地と水、即ち地球が清浄でなければ、ヒトが求める健康体と真命を手にいれることは出来ないのです。

そして、現代は地球(創造主)から過去の清算とその清浄作用(修正力)とも言える反作用を物理的且つ精神的混沌からなる報いとして受けている時代ではないかと慄いています。 単なる物質的、金銭的な尺度を用いる生活様式ではヒトの暮らしに平穏と清浄(正常)をもたらすことは不可能なのだと感じています。人類がどれほど英知を結集し努力を費やしても、この地球上に与えられし物質や雑草、細菌の一つさえ無から創りだすことは不可能なのだと肝に銘じ、地球そのものを、そしてそこに存在するすべての生命や物質に敬意をもって暮らすことが大切なのだと改めて気づかされています。私たちが直面している天変地異や異常気象は地球自身が放つ修正力と恒常性(ホメオスタシス)であり、自身の生態環境を清浄に戻そうとする自己治癒力を発揮している様相なのです。

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